とある心地よい秋の休日。

お散歩がてら、本多町にできた「鈴木大拙館」に行ってきました。



設計は建築家の谷口吉生さん。

私が素敵だな〜と思う建築家のお一人です。

石川で言うと、金沢市立玉川図書館を設計された方です。



中に入ってすぐの廊下は、足元の間接照明と突き当りの窓から差し込む光が

母親の産道を連想させるかのようで、幻想的でした。



展示室は申し訳程度に鑑賞。

そういえば、鈴木大拙さんは何した人だっけ・・・？

（検索中・・・）

そうそう、仏教哲学者で禅の教えを英文に翻訳して、海外に広めた人でした。

あまりに眉毛ぼーんっ！の印象しかなかったのですっかり忘れてました。

スミマセン。

哲学者の記念館らしく、瞑想空間がいっぱいで、

展示室奥の学習スペースや



水盤を囲む中庭、



中庭に建てられた思索空間など、



ぼけーっとし放題なスポットでした。

（ちなみにこのきれいな白い壁は、ＺＵＩＵＮでもよくお仕事をさせていただいていて

先日工場見学にも伺ったイスルギさんの施工でした。さすが、めちゃめちゃキレイです！）



こんなに穏やかな気持ちで時間を過ごせるのも、

素敵な建物と、水盤に施されたちょっとした仕掛けと、緑が多い周りの環境があってのことなんだろうな〜

よ〜し、もっと建築がんばろ〜っと。

suna